Sentimental Favorite

ブログタイトルは今は亡きOwsleyことWill Owsleyの曲から

2017年上半期ベストアルバム(その②)

前回の続きです。順不同。

 

Power Trip - Nightmare Logic

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<コメント>

死ぬほど痛快でノレる、最高のロックアルバムだと真剣に思う。

とりあえずYoutubeで一曲聴いてほしい。冒頭のザクザク刻む、まるで80年代にタイムスリップしたかのようなリフに驚く。懐古的なスラッシュメタルではなく、ギターのハウリング等々かなり音響に凝っているのが伺えて面白い。シューカツ面接前によく聴きました。

 

Lorde - Melodrama

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<コメント>

最初に聴いた時の感想は「えっこんなに良かったっけ??」いや、以前からLordeは話題だったけど、正直気にかけてなかった。

本作は、素晴らしい、、。特に、バラードが好きだ。Liability、Sober Ⅱといった音数が少なくシンセが流れる抒情的なサウンドと、彼女のハスキーな歌声が映える。とりあえず上半期ベストポップアルバムはこれで決まりだろう。

 

Kendrick Lamar - DAMN

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<コメント>

AKBの須藤なんとかや小嶋陽菜が好きと公言していたり、関ジャム’(もし数年後にこの記事を見る人がいたときにわからないだろうから解説しておくと関ジャニ∞というジャニーズの番組である)でtofubeatsが紹介したりと、日本での知名度も急上昇中で今更何も言うことは無いだろう。

かくいうヒップホップ弱者の自分でも純粋にカッコイイと思えるアルバムだ。前作よりもポップで聴きやすいです。

 

Fleet Foxes - "Crack Up"

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<コメント>

まぁまだあんまり聴き込めてないので、偉そうに何も言えん。

しかし上半期ベストに入ります。

 

- 以下、次点 -

The Afghan Whigs - In Spades

Teengirl Fantasy - 8AM

Aye Nako - Silver Haze

AIMEE MANN - Mental Illness

Blanck Mass - World Eater

Code Orange - Forever

Shinjin Hawke - First Opus

Slowdive - Slowdive

 

- 期待外れだったde賞 -

 Mastodon - Emperor of Sand

 

<総括>

上半期良いアルバム多かった!

Slowdiveの新譜は確かに良かったが、ピッチフォークはじめちょっと過大評価だとは個人的に思う。Sugar for the pillなどはほとんどThe xx的な曲で、しかしこの曲が一番いいのはいかがなものか。3rdまでにあった高潔さが恋しい。

ロック界隈で良いのがたくさんあったなぁーと思うけど、Mastodonの新譜はちょっとねぇ…。なんとも惰性で続いている感じが漂う…。

あ、あとJoey Badassのアルバム良かった!次点入りで!

 

2017年上半期ベストアルバム(その①)

気が付いたら一年も半分過ぎたらしいので、今年上半期のベストアルバムを紹介。

順不同です。

 

The XX - I See You

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<コメント>

前二作よりもポップになったというか、よりソウルフルに、よりエモーショナルになった本作。昨今の時流に乗ったような形だけれども、やはりレベルが高いっすよ。イントロだけで彼らだとわかる。ベースラインがこんなにカッコイイのも久しぶりだ。

 

Sinai Vessel - Brokenlegged

youtu.be

<コメント>

近年、インディーロック、否「ロック」自体がほぼ絶命している中で、地味に輝きを放っているジャンルが「エモ」だろう。

The Hotelier, PUP, Hop Along, The World Is a Beautiful Place & No Longer afraid to die といった新鋭のバンドから、アメフトの再結成といった出来事まであった。このSinai Vesselもそのエモの一角だ。モロにアメフトのアノ曲のイントロチックな曲まであったりと、変に捻くれず真っすぐなサウンドが気持ちいい。メロディ◎。

 

Los Campesinos! - Sick Scenes

youtu.be

<コメント>

このバンドも10年以上やっててメンバーもかなり変わってるんだけれども、一向に良さが失われない。初期のガチャガチャしたサウンド/雰囲気は確かになくなったものの、その騒がしさが整理されて非常に聴かせるサウンドになっている。青春の終わり、と言ったらカッコつけすぎだが、コーラスワーク含め切なさが堪らない。

 

Sun Kil MoonCommon As Light and Love Are Red Valleys of Blood

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<コメント>

これは凄いアルバムだ。収録時間2時間9分。ポストフォークを飛び越えて、ヒップホップに接近している。内容はトランプ大統領を踏まえたアメリカ風刺のようだが、あまりの異色作に音楽メディアでの評価は高くない。(というより、腫れ物に触るように遠ざけられているように感じる。)

ただ、ヒップホップというか言葉を発しているだけのような曲が大半にもかかわらず、Sun Kil Moonの曲とわかるのは何故なのか。時折挟まれる、メロウさがそうさせるのか。”Bergen to Trondheim”などまるでラップバトルをしてるかのような曲調で、”Benji”の頃からは全く想像できなくもはや笑える。今年最大の実験作として評価したい。

 

Run The Jewels - Run The Jewels 3

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<コメント>

ヒップホップに弱い自分でも十分カッコよく聴けた。I'm Shit, Bitch!

 

White Reaper -  World's Best American Band

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<コメント>

実は今期で一番素晴らしいロックアルバムだったんじゃないかと思っている。

 アルバムタイトル通り、かなりストレートなロックンロールであることは間違いないものの、シンセが鳴ることでどこかノスタルジックな雰囲気があるのが良い。実はFuture IslandsやThe War On Drugsに近いのかも。

 

tofubeats - FANTASY CLUB

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 <コメント>

とうとうピッチフォークでもレビューされたtofubeats氏。(関ジャムなんて地上波の番組にも出ていてその行動範囲の広さにビックリするけど)

 

The New Year - Snow

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 <コメント>

これもエモのジャンルに入るとは思うが、もっと細かく言えば”スローコア”とかになるのかなぁ。歪むギターと優しげなギター、穏やかなボーカル。マラカス?、シンセ?あたりも重なり地味ながら豊かなサウンドが魅力的。

 

今日はここまで書いて疲れたから、続きはまた今度!

Film : クーリンチェ少年殺人事件

 

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Q1 一言でいうと?

A  規格外。光と影の映画。

 

Q2 4時間は長かった?

A  これが意外と長く感じなかった。それはこの映画が「物語」の映画ではないからだろう。例えばトマス・ピンチョン的な、色々進行しているんだけど詰まるところよくわからないといった感覚に近い。

大きな「物語」ではなく、魅力的な(断片的な)シーンの連続だからこそ見るのが苦痛にはならないのだ。映画とはそうあるべきなんだと思う。(何か壮大な物語を語ろうとする現代の思考とは真逆だが)

Q3 一番好きなシーンは?

A  まさしく光と闇を象徴するアジトの襲撃シーンか。最初の体育館でのバスケットボールシーンのショットもすごい。暗闇からボールが返って来るシーン。電球が割れる/銃が暴発されるショット。

Q4  似ている作品は?

映画としての出来/格を抜きにすれば、

インヒアレント・ヴァイス』『3つ数えろ』『ロング・グッドバイ』『パッチギ』

 

雑記・キーワード

・光と影(ファム・ファタールの名は”小明”)

・道具(闇を照らす懐中電灯、蝋燭、割れる電球、記憶としてのラジオ、バスケットボール)

 

こうすると就活がうまく”いかなく”なるという話

僕は俗にいう”高学歴”の部類にも関わらず、6/6まで内定が一つも出ませんでした。

そうです、就活に失敗したのです。

インフラ(事務系)、メーカー(JT三菱鉛筆シマノ等)、IT・通信系とESは20近く出して、面接・リク面に進めたのはなんと7つ程度という。(結局IT系の企業から1つ内定出て終了)周りの友達はみんな内定ガバガバ取ってるのに…

ということで、実体験を踏まえ、こうすると失敗します、という話。しくじり先生的な。

 

①広く浅く受けてしまう(=大手志向)

僕がまず失敗したなーと思ったのは、いろんな業界をつまみ食いしたこと。もちろん、いろんな業界を見るのは良いことなんだけど、それぞれの業界の大手しか受けてない場合受かるわけがない笑

業界研究も浅くなるし、昨今売り手市場と言っても大手の倍率は相当高いんだよね。それを知らず「どっか受かるやろ」と思ってた自分はほんとバカだった。

どっかしら一つの業界を主軸に据えるべきだったなと。(ただ食品業界に絞るのだけはヤバい。自分の学部上、周りに食品しか受けてない人結構いるけど皆とんでもないことになっている。)

 

②ESを人に見せずに出しまくる

ESは運ゲーです。めちゃ有能な奴でも、なぜかコロンと落ちたりするようです。

しかし質が良いに越したことはないし、面接はESをもとにするので超大事です。

僕は一応人に見せたんだけど、足りなかった。出来れば何人にも見てもらう必要があったし、それこそシューカツ無双した人とかに見せるべきだったなーと。アピールすべきポイントが実は自分の考えとズレてたりするんで。

特に会社って、頭いいやつよりもとにかく上司の言うことを聞くヤツを欲してるように感じるから、自己PRも協調力とかを推すべきだなーと後から気づいた。手遅れだったけど。

 

③就活アレルギーを持ち続ける

正直、就活って、相当奇異なイベントでしょ。いや、そう思わないならいいけど。

でも、「あなたの自己PRを教えてください」「はい、私の長所はリーダーシップで~。なぜなら大学のサークルにおいて~」

「あなたを動物に例えると何ですか?」「あなたが弊社に入るメリットって何?」ドアのノックは3回。面接、御社、貴社。グループワーク。

普通の人は、就活を始めて感じるのは「なんだこの茶番…」という感想だと思うが、まぁこの感情をどうやっていち早く無くすかが結構大事だと思う。

思うに面接慣れってのは、「面接で緊張しすぎないようにするため」「自己PRや学生時代頑張ったことなどテンプレ回答を言い慣れるため」とかってよりかは、「面接という儀式になれるため」ではないかと。

難しいんだけど、面接でこう振舞えば気に入ってもらえそうとか、あの独特な空間に溶け込む術を身をもって体感することが重要だと思う。

僕はそれが出来なかったから、1次は通るんだけど、お偉いが出てくる2次で落ちることが多かった。

 

もちろん、これは自分の体験談であり、こういうことに全く引っかからず内定をバカバカ取ってしまうヤツは一定数いますけどね。

専門性がない(研究が活かせる職種がない)、コミュ力に特に自信ない(人の懐に入るのがうまくない)といった自分は大変なことになりました。

 

内定をもらった

ついに内定ゲットしました。

内定のメールをもらったときの心境は嬉しい、というよりもホッとしたって感じ。

大手で出してたNECとかJTも落ちたんで、この会社でいいかなーと思ってます。

高学歴のくせにシューカツがなかなかうまくいかなかった側の意見は今後まとめていこうと思う。

 

↓とりあえず当日の流れ↓

9時:起床  

→ 緊張感はない。けど、今日落ちたら死んだ方が良いと思ってた

12時:新幹線に乗って大阪に向かう

→ いつもと違ってさすがに緊張して本が読めなかった。テキトーに車窓から景色観ていたらいつの間にか大阪に。

15時:新大阪着

→ シューカツ生多すぎ。(スタバ、マック、ドトール

16時:面接開始

→ 社長と役員の2名。社長は柔和な笑顔を浮かべていたが、役員の方は素肌に白シャツで宇野維正的なああいうオーラを出していた。

 可も不可もない問答をしたけど、途中で趣味の話になって、「映画好きなんだ。何観るの?」と言われたときに「任侠ものにハマってます。社会に出るのに備えてます。」と言ったら結構笑いがとれた。

17過ぎ:面接終了

→ 交通費を(多めに)もらって帰路につく。

18時:内定のメール頂戴

→ 面接の終盤では会社の宣伝みたいなことを言われたから、これは流石に落ちてないだろうとは思っていたものの、心底ホッとした。

 

という流れ。

いやまぁ、短期決戦とは言え、長かったなシューカツ。

 

 

就活状況(6/4)

さて、正式に就活選考解禁となって、4日が経ちましたが。

今年は非常に短期決戦なこともあって、周りの人のほとんどは内定がある様子です。

どッかしら持ってて、6月1日から超大手にチャレンジみたいな。

僕はまだ内定ありません。

なんか完全に就活のやり方間違えたなーというのもあるし、まぁそういうのは終わった後書こうかな。

とりあえず、一つ、そんな大きくない会社から内定出そう(明後日最終面接)なんで、それ次第かなぁーと思ってます。コレ落ちたら死ねる状況。

周りの友達はみんなスゲー良いとこに受かってるし。

明後日の結果次第。はぁー

 

 

Film:ローガン

 

youtu.be

 

ーーーーー ネタバレありっす ーーーーー

 

 例えばフークアの『ザ・シューター』だったり、コレッド・セラの『ラン・オールナイト』だったり、「無敵キャラの逃走劇」ってのはグッと活劇に寄せる、一種の完成されたフォーマットである。本作も御多分に漏れずそういう話なのだが、実際、かなり良くできていると思う。面白い。活劇として。

 

 基本的に、本作はローガンの人間ドラマであり、「リアリティ」に重きを置いた話であってこれは活劇からは遠ざかりそうなのだが、どうしてもそうしなければならない状況を作り出すことによってうまくそこを回避している。例えば、田舎に住む家族の家に厄介にある場面。あれは、いきなり彼らの車が脱線し、逃げた動物(馬!)の確保を手伝う→家に泊めてもらう、という流れがパトリック・スチュワートの全く危機感のない意思によって決まってしまう。そしてもちろん、ほとんどの場面は敵から逃げるために、心理とは関係のない仕方のない状況から行動が決まる。

 

 また、少女とヒュー・ジャックマンの視線の交錯も触れておくべきだろう。二人の最初の出会いは、視線の交錯であり、崖の上の家でも二人は視線を合わせる。車の中で少女の膝にもたれて寝てしまうシーン。二人は言葉ではほとんど通じ合っていないが、視線や行動が二人の絆を築いているように演出されている。終盤、彼はボロボロの体にムチを打って助けに行くわけだが、その理由はたぶん、脚本や台詞を読んでるだけじゃわからないだろう。

 

 照明もなかなか素晴らしい。特に夜のシーンのあの黒さ。ダフネ・キーンがヒュー・ジャックマンと口論し家を出て、暗がりを歩く。スッと立ち止まり、家に視線をやるところで家の漏れた灯りが彼女の顔をキレイに照らしている。

 

 野暮なことを言えば、ラストでダフネ・キーンの大切にしていたボールやウォークマン(音楽)など、何か道具を使って映画的な演出がされたら尚良かったような気はするが、欲は言うまい。