こうすると就活がうまく”いかなく”なるという話
僕は俗にいう”高学歴”の部類にも関わらず、6/6まで内定が一つも出ませんでした。
そうです、就活に失敗したのです。
インフラ(事務系)、メーカー(JT、三菱鉛筆、シマノ等)、IT・通信系とESは20近く出して、面接・リク面に進めたのはなんと7つ程度という。(結局IT系の企業から1つ内定出て終了)周りの友達はみんな内定ガバガバ取ってるのに…
ということで、実体験を踏まえ、こうすると失敗します、という話。しくじり先生的な。
①広く浅く受けてしまう(=大手志向)
僕がまず失敗したなーと思ったのは、いろんな業界をつまみ食いしたこと。もちろん、いろんな業界を見るのは良いことなんだけど、それぞれの業界の大手しか受けてない場合受かるわけがない笑
業界研究も浅くなるし、昨今売り手市場と言っても大手の倍率は相当高いんだよね。それを知らず「どっか受かるやろ」と思ってた自分はほんとバカだった。
どっかしら一つの業界を主軸に据えるべきだったなと。(ただ食品業界に絞るのだけはヤバい。自分の学部上、周りに食品しか受けてない人結構いるけど皆とんでもないことになっている。)
②ESを人に見せずに出しまくる
ESは運ゲーです。めちゃ有能な奴でも、なぜかコロンと落ちたりするようです。
しかし質が良いに越したことはないし、面接はESをもとにするので超大事です。
僕は一応人に見せたんだけど、足りなかった。出来れば何人にも見てもらう必要があったし、それこそシューカツ無双した人とかに見せるべきだったなーと。アピールすべきポイントが実は自分の考えとズレてたりするんで。
特に会社って、頭いいやつよりもとにかく上司の言うことを聞くヤツを欲してるように感じるから、自己PRも協調力とかを推すべきだなーと後から気づいた。手遅れだったけど。
③就活アレルギーを持ち続ける
正直、就活って、相当奇異なイベントでしょ。いや、そう思わないならいいけど。
でも、「あなたの自己PRを教えてください」「はい、私の長所はリーダーシップで~。なぜなら大学のサークルにおいて~」
「あなたを動物に例えると何ですか?」「あなたが弊社に入るメリットって何?」ドアのノックは3回。面接、御社、貴社。グループワーク。
普通の人は、就活を始めて感じるのは「なんだこの茶番…」という感想だと思うが、まぁこの感情をどうやっていち早く無くすかが結構大事だと思う。
思うに面接慣れってのは、「面接で緊張しすぎないようにするため」「自己PRや学生時代頑張ったことなどテンプレ回答を言い慣れるため」とかってよりかは、「面接という儀式になれるため」ではないかと。
難しいんだけど、面接でこう振舞えば気に入ってもらえそうとか、あの独特な空間に溶け込む術を身をもって体感することが重要だと思う。
僕はそれが出来なかったから、1次は通るんだけど、お偉いが出てくる2次で落ちることが多かった。
もちろん、これは自分の体験談であり、こういうことに全く引っかからず内定をバカバカ取ってしまうヤツは一定数いますけどね。
専門性がない(研究が活かせる職種がない)、コミュ力に特に自信ない(人の懐に入るのがうまくない)といった自分は大変なことになりました。
内定をもらった
ついに内定ゲットしました。
内定のメールをもらったときの心境は嬉しい、というよりもホッとしたって感じ。
大手で出してたNECとかJTも落ちたんで、この会社でいいかなーと思ってます。
高学歴のくせにシューカツがなかなかうまくいかなかった側の意見は今後まとめていこうと思う。
↓とりあえず当日の流れ↓
9時:起床
→ 緊張感はない。けど、今日落ちたら死んだ方が良いと思ってた
12時:新幹線に乗って大阪に向かう
→ いつもと違ってさすがに緊張して本が読めなかった。テキトーに車窓から景色観ていたらいつの間にか大阪に。
15時:新大阪着
→ シューカツ生多すぎ。(スタバ、マック、ドトール)
16時:面接開始
→ 社長と役員の2名。社長は柔和な笑顔を浮かべていたが、役員の方は素肌に白シャツで宇野維正的なああいうオーラを出していた。
可も不可もない問答をしたけど、途中で趣味の話になって、「映画好きなんだ。何観るの?」と言われたときに「任侠ものにハマってます。社会に出るのに備えてます。」と言ったら結構笑いがとれた。
17過ぎ:面接終了
→ 交通費を(多めに)もらって帰路につく。
18時:内定のメール頂戴
→ 面接の終盤では会社の宣伝みたいなことを言われたから、これは流石に落ちてないだろうとは思っていたものの、心底ホッとした。
という流れ。
いやまぁ、短期決戦とは言え、長かったなシューカツ。
就活はゴミ
就活はゴミ
「やりたいこと」ってなんやねん。会社入って「やりたいこと」やらせてくれるんかい。
「就活の軸」ってなんだよ。
ひとつの業界だけ受けて受かるかよ。
「10年後のキャリアプラン」ってなんやねん。10年後なんてどうなってるかわかんねーよバカ。
「あなたの趣味と弊社はあまり関係がないですが?」趣味と仕事が短絡的に結びつくわけねーだろ。キョウヨウのキの字も知らないバカ。
これらの質問は全部、「御社」からの、「高みの」「自分勝手な」質問。
結局、シューカツなんてのは人事もどこを見ればいいのかわからないから、こういう見せかけの”熱意”を見ることになる。
「会社に入ってやりたいこと」「就活の軸」なんかは学生の能力に反映されるとは全く思わない。
学生時代頑張ったことで「学業」の話をしても全く興味を持たれず、よくわからんボランティアをしてるやつの方が気に入られるなんてアホすぎる。
文系就職という意味でのシューカツは恐ろしいほどバカなシステムだ。
理系院生の就活体験記-その①-
当方、理系院生です。就活中です。
って、あれ、3月解禁でもう5月半ばだから、内定出てるんじゃないのかと思われるはずなんだけど、出ていません。
ヤバい。就活を甘く見ていた。
理系院生なら推薦使えよって思うかもしれないですが、「推薦ある企業に魅力を感じない」「別に自由にやっても大手受かるっしょ」とこれまで思っていたので使いませんでした。(バカだよね)
もう少し詳しくプロフィールを説明すると、地方の非工学系・旧帝理系の院生です。
とりあえずこれまでの流れ。
2月・・・就活に向き合い始める(まずこれが遅かった)。ぽちぽちインターンに参加。(意識が低いので1dayのやつ。SE系)
3月・・・とりあえず解禁したので、学内合説やら個別説明会に参加。ESも書き始める。志望業種もあまり定まらず。
4月・・・ESを書く。ぼちぼち面接が始まる。筆記で落ちない。2社の一次面接を受けて両方通る。これはイケると調子に乗る。
5月・・・3、4月に書いたESほとんどが通らない、もしくはサイレントという状況で焦る。3次まで進んでいた2社両方落ちる。←今ここ
という状況。
持ち駒も確実にあるのが1社で、あとリクルーターがついてるのが2社という危機的なところ。
その3社のどこか受かれば万々歳だけど、そんなにうまくいかないよなぁ。
就活のコツではなく反面教師的な残念なアレとして今後も更新していきたい。